シーグラスとは?
海辺で見つかる、やわらかな光を放つガラス片。これが「シーグラス」です。元は人間が海に捨ててしまったガラス製品(瓶やグラスなど)が、長い時間をかけて自然の力によって磨かれ、美しい姿へと生まれ変わったものです。
シーグラスはなぜできる?
シーグラスは、次のような過程で形成されます。
1. ガラスが海に流れ着く
瓶やコップなどのガラス片が川や土手、または海に直接捨てられ
波にさらわれ、海へと流れ込みます。
2. 波や砂に削られる
海の波の力でガラスが転がされ、砂や岩に当たって少しずつ角が削れて行きます。
3. 丸みを帯びた形に
長い年月をかけて角が取れ、丸みを帯びたやさしい形に変化していきます。
4. 曇りガラスのような質感へ
表面が細かく削られ、透明だったガラスがすりガラスのように白く曇った姿になります。
出来上がるまでにかかる歳月
シーグラスが完成するまでには、最低でも20年から30年、長いものでは50年以上かかると言われています。
• 波の強さ
• 海岸の地形
• ガラスの厚み
などの条件によってスピードは変わりますが、短期間で生まれるものではありません。
つまり、手のひらにある一片のシーグラスは、数十年という時間が作り出した小さな奇跡なのです。
形のバリエーション
シーグラスの形には大きな特徴があります。
• 丸みを帯びた小石のような形
• 波に削られ細長くなった形
• 偶然が生んだハート型や星型 、猫耳のような形
• 削れがところどころ弱い角張った形
自然の偶然によって形が決まるため、同じものは二つと存在しません。
まとめ
シーグラスは「人間が生み出したガラス」と「自然の力」のコラボレーションによって生まれる宝物です。
20年、30年、あるいはそれ以上という長い歳月をかけて初めて完成するからこそ、一つひとつがかけがえのない存在だと感じます。
長い年月いろんな波にもまれ丸くなっていく姿はまるで私たち人間と似てはいませんか?
私たちもシーグラスも何一つ同じ道のりを歩くものはいない。
だからこそときめくアクセサリーに出会ったならば、何か縁があるんじゃないかと感じてしまう私です。
海辺を歩くときには、ぜひ足元の砂浜に眠る数十年の物語を探してみてください。
あなたの心ときめく宝物が見つかるかもしれません。

